謎の彗星 地球へ大接近
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シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星(73P/Schwassmann-Wachmann)は、1930年に、ドイツのシュヴァスマンさんとヴァハマンさんによって発見された小さめの彗星です。
5.4年の周期で太陽を一回りする短周期彗星で、ゆがんだ軌道のため、遠いときは木星の軌道付近まで離れますが、近いときは地球軌道の少し内側にまでやってきます。そのため、タイミングによっては、彗星が太陽に近づく頃に、地球にも大接近します。1930年の発見時にも、地球に0.06天文単位にまで近づいていました。ただし、タイミングが合わないと、小さい彗星ですので、なかなか見えません。そのため、1979年に再発見されるまで、なんと半世紀にわたって、行方不明となっていた謎の彗星なのだ。
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【 見える時期2006年5月2日~2006年5月12日の間 】
シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星は、5月12日、地球に0.08天文単位にまで近づきます。予想通りに明るくなっていけば、5等から4等級くらいになり、空が暗いところならば肉眼でも見えるかもしれない、と期待されています。しかし、13日が満月のため、ちょうどこの頃は月明かりがあり、彗星のようなぼうっとした天体は見えにくくなり。できれば、ゴールデンウィーク頃の、月明かりのないときに眺めてみるとよいかも。
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5月上旬は、夜8時には、SW3彗星は東北東の空で見えています。そして、そのまま夜が明けるまで一晩中見えています。午前3時頃には真西の方向、高さ80度ほどのところにあります。
SW3彗星の位置を星図5月上旬0時頃、東の空の高いところにあるヘルクレス座付近の様子を表したものです。彗星の位置は、2006年5月1日から5月8日までの、それぞれの日の0時における位置です。違う時刻に見ると、少し移動して来る。
SW3彗星は、毎日少しずつヘルクレス座の中を移動して、こと座の1等星ベガに近づきます。もし、ヘルクレス座がすぐに見つからないようだったら、うしかい座の1等星アークトゥルスとベガの間あたりを双眼鏡で探してみよう。空が暗いところならば、肉眼でも見えるかもしれません。うしかい座のアークトゥルスなどがどこに見えるのかは、なお、近くには球状星団M13があります。小口径の双眼鏡や望遠鏡では、M13もぼうっとした姿で見えますので、星図で位置をよく確認して、見間違わないように気をつけて見よう。
《 見えたら、何か良いことが有るかも?》
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