アカウミガメを守ろう・・・!
今月20日から愛知県、渥美半島・表浜海岸の自然公園法域の砂浜は、
車両乗り切れ禁止となりました。
今月末には表浜全域の砂浜に乗り入れが対象となります。
「静岡県側の約10kmは、94年から規制が行われており
今回の愛知県側の47kmと合わせると57kmが規制対象となった。」
罰則は6ヶ月以下の懲役、30~50万円の罰金とかなり厳しい内容です。
釣りの皆さんも気をつけましょう。
この規制は長年、討論されてきた問題です。
砂浜の轍は稚ガメにとっては、確かに多少の障害となるのですが、帰海を阻むほどの問題とは実際なっていません。問題はケースは海岸の測道から砂浜に進入される場合です。
アカウミガメは汀線から約50~100メートルほど内陸部で産卵します。
(1匹が平均100個ほどの卵を産んでいる)
アカウミガメは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧2類に分類される希少動物
これは安定(潮位などによって流出の危険性)した砂浜で産卵したいからです。
その位置はちょうど、海岸測道から砂浜に進入する場所なのです。
また、砂浜を維持している、コウボウムギなど地下茎の海岸にとって貴重(人にとっては雑草となるのでしょうか)な植物や海浜性の絶滅危惧種に指定されているような植物が自生している
場所でもあります。
人のマナー意識の向上の面でも期待されます。
ただ、それで全て解決したとは言い難いです。本来の問題であるアカウミガメの産卵地、砂浜の消失、護岸構造物の上陸障害、人の活動と野生動物の接近、など様々な大きな問題は取り残されています。
今後もしっかりと規制後の変化を見守っていかなければいけないのでしょう。
表浜の詳細は、→→『表浜 Blog』さんで見れます。
『表浜ネットワーク』の皆さんの地道な努力で今回の車両乗り入れ規制
につながった。』
サーファーが砂浜に乗り入れてるのは、あまり見ないが
釣り人は、よく見かけるんだけどな、軽トラ とか四駆車で入ってるのを・・
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